「”CREATURE” LANDS」ミシュラン【LEVEL ONE翻訳】Concepts of Gameplay—Part 2-03

【MTG上達】Reid Duke - LEVEL ONE 翻訳と要約

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この記事について

MTGの公式サイト(英語)にて連載されていた、体系的MTGプレイング講座「Level One」を筆者の備忘メモとして翻訳・要約していく記録である。

LEVEL ONEの翻訳記事一覧はこちら

かのReid Duke氏が書いている記事である!

筆者

そんなわけで要約と翻訳を掲載していく。

訳は誤りもあり得るので適宜原文にもあたってみていただきたい(そしてDeeplにかなり頼っている)

絆リス

シラバスの原文はこちら!


参考
LEVEL ONE: THE FULL COURSEMTG(英語)

LEVEL ONE – 「”CREATURE” LANDS」ミシュラン【要約】


参考
CREATURE LANDSMTG(英語)

【要約】内容はこんなかんじ

今回はいわゆるミシュランの話となる。

また当時の新カードのプレビューも兼ねた内容となっている。

絆リス

戦乱のゼンディカーのときのプレビューだね!
要約
  • 序盤はマナを得るために使い、中盤以降は脅威として使えるのがミシュランである
  • ミシュランには投資(タップイン処理)を要するものがあるがそれに見合う効果も得られる
  • マナフラ受けとしても優秀である
  • 攻守の切り替えが速い
  • 全除去を受けにくい
こんな感じ!

筆者

絆リス

詳しくは下の訳を読んでみてね!

【翻訳】「PERMISSION SPELLS」カウンター

ということで以下訳である。

絆リス

当時(2015年頃)のスタンダードのカードを使っての説明になっているので、現代のカードやデッキに置き換えて考えてみてね!

画像はMTGの公式サイトの原文ページより引用させていただいている。


Posted in Level One on September 7, 2015 By Reid Duke

序文

ほとんどのマジックプレイヤーは、基本的な土地を使ってゲームを学ぶ。

基本土地はシンプルで信頼性が高く、いつでも手に入るツールである。

しかし、基本土地以外の土地もゲームの中で非常に重要な役割を果たしている。

構築済みマジックでの競争が激化するにつれ、プレイヤーは基本でない土地に出会う機会が増えていく。

 

もうすぐ、マジックは冒険、宝探し、そして敵対的な風景のあるゼンディカーに戻ってくる(訳注:2015年掲載当時の話である)

オリジナルのゼンディカー・ブロックでプレイされた方は、まさに文字通り敵対的な風景を思い出すかもしれない。

 

《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》は、「クリーチャー」ランドの一例である。

MEMO

訳注:クリーチャーの通称「ミシュラン」とも呼ばれたりする。

元祖クリーチャー化する土地・ミシュラの工廠にちなんでいるそうな。

クリーチャー・ランドは、非常に強力で重要なカードのカテゴリーである。

ヴィンテージからスタンダード、ブースタードラフトまで、すべてのフォーマットで最高レベルの競争でプレイされている。

ここでは、クリーチャー・ランドの例をいくつかご紹介したい。

これらのカードには、それぞれ長所と短所がある。

無色のマナしか出せないものもあれば、タップ状態で戦場に出るものもある。

《領事の鋳造所/Foundry of the Consuls》は、実際にクリーチャーを生み出す前に生け贄に捧げなければならないという点で、「クリーチャー」ランドの中では異なるタイプである。

 

とはいえ、すべてのクリーチャー・ランドには、それらが入っているデッキの中盤から終盤にかけてのパワーを向上させるという重要な性質がある。

クリーチャーランドは、序盤にマナを得るために使用されますが、後には致命的な脅威となる。

重要なのは、マナ・フラッドに対する保険であり、それによってデッキの一貫性を高めることができるということである。

 

本日のプレビュー・カードは、『戦乱のゼンディカー』に登場する強力なクリーチャー・ランドである。

《伐採地の滝/Lumbering Falls》は、その祖先である《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》と《天界の列柱/Celestial Colonnade》のようにテンプレート化されている。

このカードはタップ状態で戦場に出るが、異なる2色のマナを出すことができる。

手頃な(安くはないが)コストで、対処しにくいクリーチャーになることができる。

Investment ミシュランへの投資

タップ状態で戦場に出る土地をプレイするということは、投資をしていることになる。

明らかに、《島》や《森》をプレイするよりも、《伐採地の滝/Lumbering Falls》をプレイする方が強力なのだ。

しかし、「島」や「森」はすぐに使うことができるが、《伐採地の滝/Lumbering Falls》は1ターン待たなければならないということである。

つまり、《伐採地の滝/Lumbering Falls》への「投資」に1ターンを費やし、その見返りとして、ゲームの後半に強力なクリーチャー用の土地がプレイされることになるのだ。

 

この種の投資は、クリーチャーをマナカーブに沿ってプレイできなくなるため、瞬発力のあるデッキにとってはコストとなる。

しかし、平均的なデッキ、特にスタンダードでは、それだけの価値がある。

多くのスタンダード・デッキでは、1マナのクリーチャーがあったとしても、わずかな数しか使われていないことを考えてみてほしい。

第1ターンに《森》をプレイしても、唱えるべきクリーチャーがいなければ、マナは無駄になってしまうだろう。

その機会を利用して、《伐採地の滝/Lumbering Falls》を置いた方がいいということだ。

Mana Curve マナカーブ

第1ターンに《エルフの神秘家/Elvish Mystic》を出したとしても、《森》でリードして、ゲーム後半に《伐採地の滝/Lumbering Falls》をプレイする都合のいいタイミングを見つけられるかもしれない。

実際、タップ状態で戦場に出る土地は、マナカーブの構築方法に柔軟性を与えてくれると考えることができる。

 

第1ターンに《伐採地の滝/Lumbering Falls》をプレイすることもできますが、第3ターンに2マナクリーチャーと《伐採地の滝/Lumbering Falls》をプレイすることもできる。

マナの浪費をできるだけ少なくすることが目的であれば、タップ状態の土地を敷くことは、最も都合の良いターンに1マナを使う(または投資する)ための効果的な方法なのだ。

Insurance against Mana Flood マナフラ受け

《伐採地の滝/Lumbering Falls》の「土地」側については説明しましたが、「クリーチャー」側についてはどうだろうか?

 

多くのゲームでは、クリーチャー・ランドは比較的簡単にプレイできます。ゲーム序盤では、手札の呪文をすべて出し切るまでは、普通の土地として扱う。

そして、ゲームの後半になって、毎ターンすべてのマナを使う必要がなくなったら、攻撃を開始すべし!

 

このように、クリーチャーランドは、マナフラッドのリスクを軽減してくれる。

あなたがプレイしたゲームで、土地をたくさん引きすぎて、そのすべてに何もできなかったことを考えてみてほしい。

3/3呪禁の強力なエレメンタルを手に入れるために、土地を際し出したいと思ったことはないだろうか?

《伐採地の滝/Lumbering Falls》はその選択肢を与えてくれるのだ!

 

間接的な方法だが、クリーチャーランドは、マナフラッドされるリスクを軽減するのにも役立る。

マナフラッドをあまり気にしなくていいなら、通常よりも多くの土地を自由に使うことができる。

例えば、23枚の土地ではなく、24枚や25枚の土地をプレイしてもいいかもしれない)。結局のところ、デッキの一貫性を高め、厄介な手札を減らすための素晴らしい方法なのだ。

Turning the Corner

クリーチャーランドは、そのコントローラーに、瞬時に「ギアを切り替える」という優れた能力を与える。

ゲームの序盤は自分を守ったり、ボードを展開したりしていても、突然、クリーチャー・ランドを発射して、相手のライフ・トータルを準備していたよりもずっと早く攻撃し始めることができるのだ。

 

ダメージレースでは、「コーナーを曲がる」ということが重要であり、クリーチャーランドが「コーナーを曲がる」ことに大きく貢献してくれることを思い出してほしい。

コーナーを曲がるということは、防御と勝利のための戦いを素早く切り替えることである。

序盤の相手の猛攻を凌いだ後、クリーチャーランドを使って大きな反撃を行い、相手を一気に追い詰めることができるターンがやってくる。

What’s Special about Lumbering Falls? 《伐採地の滝/Lumbering Falls》が特別な点

これまで述べてきたことのほとんどは、どんなクリーチャー・ランドにも当てはまることだが、《伐採地の滝/Lumbering Falls》には、特に期待すべき理由がいくつかある。

 

まず第一に、《伐採地の滝/Lumbering Falls》は実際に2色のマナを出すことができる。

つまり、マナフラッドやマナホーズのリスクを軽減することに加えて、すべての色を時間通りに揃えることができるデュアルランドでもあるのだ。

《伐採地の滝/Lumbering Falls》は、スタンダードの青緑デッキであれば、4枚目の「オートインクルード」になると予想している。

実際、プレイヤーがその色の組み合わせを選択する大きな動機となることを期待している。

 

《伐採地の滝/Lumbering Falls》に期待する2つ目の理由は、呪禁である。

クリーチャーランドは、《衰滅/Languish》のようなボードスイーパーへの耐性をすでに備えている。

《伐採地の滝/Lumbering Falls》は《アブザンの魔除け/Abzan Charm》のようなスポット除去呪文の対象にならないので、コントロール・デッキにとっては悪夢のような脅威となるだろう。

さらに、4マナの起動は通常はやや高価で、クリーチャーの土地で攻撃やブロックをしようと思っても、殺されてしまうのを見ると、不利なテンポになってしまうことになる。《伐採地の滝/Lumbering Falls》が除去耐性を持っているということは、必要なときに必要なことを正確に行うことを、安心して計画できるということだ。

《伐採地の滝/Lumbering Falls》と他の4つの土地をアンタップ状態にしておけば、相手が除去呪文を持っていてもいなくても、弱小クリーチャーがあなたに攻撃を仕掛けるのは難しくなる。

 

つまり、私は《伐採地の滝/Lumbering Falls》と戦乱のゼンディカーの両方にとても期待しているのだ。

私はいつもクリーチャー・ランドで遊ぶのが大好きで、皆さんもきっと好きになってくれると考えている。


絆リス

訳はここまで!

おわりに

ということでLEVEL ONE プレイング学Part2の3回目「CREATURE LANDS」について要約・翻訳をしてみた。

戦略の幅を広げうるクリーチャー化できる土地・通称ミシュランを使いこなすべし!

 

いやはや、往年の記事を読むのも勉強になるものである

筆者

絆リス

勉強になるな
そして紙で遊べ!

トスキ

 

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