【TCGスリーブ】KMCのハイパーストロングを使ってみた【摩擦大きめ】

KMCハイパーストロングスリーブのレビュー【摩擦が大きくてちょっと扱いにくい・デッキの安定感と丈夫さを重視する人にはおすすめ】

TCGを遊ぶ上で必須とも言えるのがカードを守る「スリーブ」である。

筆者がよく使っているおすすめスリーブを作っているメーカーにて、新たなスリーブのラインナップが出たとのことで使ってみた次第である。

なにやら丈夫さが売りのスリーブだそうな。

KMCのハイパーストロングを使ってみた

ということで使ってみたのはこちら。

パッケージ右に記載の通り、「ハイパーマット」スリーブを更に丈夫にすることをコンセプトとしたスリーブの模様である。

こちらもチェック

こちらがいつも使っている「ハイパーマット」スリーブの紹介記事。

安くて無難でかなりおすすめ。

KMC Hyper MAT 80枚入り 【TCG】KMCのスリーブがコスパが良くておすすめ【ハイパーマット】

KMCのハイパーストロングスリーブはおすすめ?

個人的にはいつものハイパーマットシリーズの方でいいかな、とったところ。

大きな理由は次の通り。

  • シャッフル時に不思議な感触がある(強い摩擦のせいかモキュモキュとした感触あり)
  • 非常に滑りにくく、少し扱いづらい(ゲーム時に、手札を広げようとすると2枚重なってしまうことが多い)
  • デッキにしたときに厚い
  • カラーバリエーションが黒のみ

ゲーム時のカードの扱いやすさを重視している場合は使い勝手がかなり変わるので要注意かもしれない。

 

一方で利点もある。次の要素を重視される方にはおすすめと言える。

まず非常に滑りにくく、束にしたときの安定感は抜群に感じられる。

MTGの統率者デッキで99枚の束を置く場合などには、非常に安定するだろう(80枚入りだが)。

また厚いだけあり丈夫なので、より大切に扱いたいカードを入れる場合には良いのではないだろうか。

ここらへんを重要視している人は要チェックだろう

筆者

KMCのハイパーストロングの特徴と感想


参考
HYPER STRONG株式会社KMC

KMCハイパーストロングは厚みが対ハイパーマットで20%増しているのが大きな特徴である。

絆リス

漠然と丈夫そう

スペック表の比較 対ハイパーマット

KMCハイパーストロング KMCハイパーマット
サイズ 66×91mm 66×91mm
厚み 0.12mm(クリア面)/ 0.14mm(カラーベース面) 0.1mm(クリア面)/ 0.12mm(カラーベース面)
枚数 80枚 80枚
カラバリ 黒のみ 黒、白、青、赤、緑、紫、クリア
値段 770円前後(600円台で扱っているお店もある) 550円(Amazonでは各色300円台で扱っている)

続いて実物を見てみて・触ってみての筆者のごく個人的な所感を記す。

基本的に対ハイパーマットの比較である。

手触り 透過面の摩擦が大きい
厚みが増したせいか、エッジが際立っている気がする
カードの入れやすさ ハイパーマットと同等
インナースリーブに入れたカードをスムーズに入れられる
シャッフル 厚み・摩擦によりややシャッフルしにくい
モキュモキュとした謎の感触に見舞われる
厚いためいつもよりは持ちにくい
カード捌き 2枚重なることが多く広げにくい
背面 ハイパーマットと同様のマットなエンボス加工
透過面の見え方 特に違いなし

以下に写真も交えて紹介したい

KMCハイパーストロングを写真で紹介

ということで開封しつつ写真を撮ってみた。

パッケージを開けて取り出した40枚分。確実にいつもより厚い。

左が従来品のハイパーマット、右が今回紹介しているハイパーストロング

ちなみにスリーブへカードを入れていく作業は非常にスムーズだった。

60枚デッキでの厚みの差。ちなみに写真だときれいに側面が揃えられていなかったが、サイズは均一であった

絆リス

60枚デッキで1cm弱の差が出るのか

ざっくり5cm×120%=6cmというところでしっかり20%厚みが増していた。

背面。

透過面。これも左がハイパーマット、右がハイパーストロング。見え方には特に差がない(と思われる)

絆リス

いやどうせなら同じカードで比べてよ

同じアーティストが描いた頭(ヘッドマスター)なので大丈夫(適当)。

いつも使っているデッキケースにも問題なく入って一安心。多少ぎゅうぎゅうではあるが特に取り出しにくくもない

余談だが気に入っているデッキケースがいよいよ流通がなくなりつつあるようで辛い(数年前は1000円程度で変えたはずなのだが)

筆者

まとめ

ということでKMCの新作スリーブ「ハイパーストロング」を使ってみた、という話であった。

ハイパーストロングのポイント
  • 安定のKMC品質
  • デッキとして束でカードを置いたときの安定感がすごい
  • 厚みましましで丈夫
  • 摩擦が大きいため、いつもとシャッフル・カード捌きの感触が大きく変わる
  • カラバリが黒のみ
  • ちょい高い(700円前後)

値段も加味し、個人的には従来品の「ハイパーマット」シリーズでいいかな、といったところ。

価格差に加えて、摩擦の大きさによる使い勝手への影響が大きく、あえてハイパーストロングを選ぶ理由はないと感じた次第である。

 

いやはや、それにしてもスリーブ選びも面白いものである

筆者

絆リス

お気に入りを見つけよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です